11月30日。子どもたちが通る校長室のドアの前に「はてな箱」という箱を置いています。これは、ふだんの生活の中で感じた素朴な疑問(はてな)を書いて入れる箱です。

疑問をもつこと自体に意味があるので、子どもに答えを言うつもりはありません(詳しくは、校長通信「温故知新」№377~379をご覧ください)。

11月19日に行った「森の学校」の開校式にもこの箱を出しながら、「活動の中で『はてな?』と思ったら、この箱に入れておいて。」と呼びかけたところ、四つの「はてな」が寄せられました。それをこの日の朝礼(いつものmeet)で紹介しました。

最初は朝の挨拶。司会の運営委員が、カメラに向かって「朝の挨拶をしましょう。おはようございます。」と呼びかけます。

続いて、わたし(校長)のほうから上に書いた四つの「はてな」を紹介しました。
一つ目は、「コガネムシのはねはどうして光っているの?」というもの。法隆寺にある「玉虫厨子」はその名の通りタマムシの羽を使っています。いい疑問です。
二つ目は、「なぜ秋になると、木の葉が落ちるのか?」。三つ目の「なんで春になると葉っぱが生えてくるのか?」と併せて、自然の不思議さに気付いています。これもまたいい疑問。
四つ目は難しい!「なんで時間はすぎていくの?」こうなると、物理学の世界です。素晴らしい!

わたしはこういった疑問を「素朴で清々しい疑問」と呼んでいます。

「はてなを頭の片隅に置いておくことによって、自分の『学び』につながる」と伝え、この日の講話を終えました。