5月25日。本校は毎週火曜日の朝に全校朝礼(児童主催)や児童集会(児童会主催)などの行事を行っています。この日は全校朝礼で、教頭がネット回線を使って教室にいる児童に講話を行いました。

テーマは「勉強中は間違うことを恐れてはいけない」です。それを伝えるために教頭が用意した教材は、蒔田晋治さんが作られた『教室はまちがうところだ』という詩。

教室はまちがうところだ
みんなどしどし 手をあげて
まちがった意見を 言おうじゃないか
まちがった答えを 言おうじゃないか

上がその詩の最初の4行です。学習に対する心構え、あるべき学級集団の姿を表現した詩なので、一部を抜き出して教室の掲示に使われる場合があります。とても長い詩(67行もあります)なので全文は紹介できませんが、詩の中には、

みんなで出しあい 言いあうなかでだ
ほんとのものを 見つけていくのだ

…(中略)…
はじめからうまいこと 言えるはずないんだ
はじめから答えが あたるはずないんだ

…(中略)…
まちがいだらけの ぼくらの教室
おそれちゃいけない わらっちゃいけない


といったことばが登場し、最後は、

そんな教室 つくろうやあ

で終わります。その詩の絵本(蒔田晋治・作/長谷川知子・絵 子どもの未来社)を映しながら教頭が朗読。


各教室では、モニター越しに詩を聞きました。


最後に、「たとえ間違ったことを言っても、先生方はその『間違い』を無駄にせず、ちゃんと取り上げながら授業を進めてくださるので、どんどん発表しよう。大事なのは『正解を言う』ことじゃなくて、『自分や学級が変わる』ことだよ。」と呼びかけました。

分からなかったものが分かる、浅かったものが深くなる、不十分だったものが解消される…これを進歩的向上、あるいは向上的変容と呼びます。それが連続的に、しょっちゅう保障される教室が真の意味での「教室」であると思います。