〈撮影:2022.6.17〉

この日、車で校区を回って学校に帰ってくる途中の小道で撮影した雉。雉はけっこう警戒心が強いので、遠くから望遠で狙ってみました。羽の色から雄であることが分かります。

雄は求愛行動をするとき、甲高い「ケーン、ケーン」という声で啼くので、この声がすると(ああ、近くに雉がいるな…。)とすぐに分かります。「ケーン、ケーン」と鳴いた後で羽を羽ばたいて大きな音を出すことを、「母衣(ほろ)打ち」と言います。色鮮やかな雄が求愛行動で懸命に雌にアピールをしてもなかなか応じず、素っ気ない行動をとる様子から「けんもほろろ」という慣用句が生まれました。何度この言葉を使ったことでしょう…。

それはさて置き、草刈機で草を刈っているときに卵を抱いた雌がいると、なかなか逃げないということを聞いたことがあります。雌のほうが度胸が据わっているのです。山仕事をしているときに、生まれて間もない雉の雛6,7羽ほどが、花親の後について歩いているのを見たこともあります。そのときも飛び立とうとはせず、カルガモの親のように雛を引き連れ、足早に茂みの中に姿を消していきました。