9月27日。この日、3年教室では、あまんきみこ作「ちいちゃんのかげおくり」を使って国語科の学習をしていました。今から30年近く前、あまんさんと一緒に食事をする機会があり、この作品について話をうかがったことがあります。あまんさんは1931年、旧満州にお生まれ。15歳まで旧満州で過ごされています。「そのときの体験がこの作品に影響しています。」と話されたことを覚えています。

3年では前の週に作品を一読して感想を書き、その感想が作品のどの場面・表現からもたらされたのかということを共有したようでした。モニターにそれが分かるように表示されています。

この日は、作品の前半部に描かれている「かげおくり」と、後半部に描かれている「かげおくり」の違いを捉えさせようとしていました。


同じあまんさんの「白いぼうし」は心温まるファンタジックな作品ですが、この作品は戦争で命を落としていく子どもを描いた悲しい作品です。作品全体に醸し出されている悲しさを、言葉を拠り所としてどの程度感じ取れるか…学習の深まりを期待して教室をあとにしました。