〈撮影:7月25日〉

これは、わたし(校長)の自宅の裏山に咲いていたヤマユリ。本校の前身である旧四小学校の一つ、六郷(りくごう)小学校の校章は、このヤマユリをもとに図案化されています。

かつて六郷小学校にお世話になっていた際、校章を「だれ」が「どんな思い」で考えたのか知りたくて調べたことがあります。すると、当時、高校の教員をしておられた下深川在住の高倉規作さんが図案化されたと分かりました。
実は、2か月ほど前、高倉さんに聞きたいことがあって、学校から電話を入れました。そのときはお元気だったのですが、先月、残念ながら亡くなられました。校章に込められた思いを忘れないためにも、当時の高倉さんの言葉を紹介しておきます。

大和高原に自生する山百合の花弁六枚を図案化し、放射線状に配列した。厳しい冬の寒さに耐え、初夏の山野に白い花を咲かせる山百合は、純真でたくましく成長する山の子どもたちの心を表している。また、外に向かって咲く六つの花は、六つの大字(校長注:針ケ別所・小倉・上深川・下深川・荻・馬場)から集う子どもたちが、それぞれの未来に向かって大きく羽ばたき、発展してくれることを強く願って図案化した。

統合再編によって都祁の小学校は一つだけになりました。わたしたち教職員は折に触れ、これまで学校を創ってこられた方々の思いを抱きながら子どもたちの教育にあたる必要があると考えています。

※上の校章をクックしていただくと、ドローンで撮った旧六郷小学校の空撮映像をご覧いただけます。