9.25 今日の都跡小

今日は朝から大変な雨でした。靴下などがびしょびしょになったといいながら登校してきた子がたくさんいました。秋篠川も随分水かさが増えていました。こども園の園長先生から、子どもたちからのメッセージとしてリリコのトマトについてのお手紙をいただいたので、さっそく図工の隙間の時間にトマトのイラストを描いてもらったりして作成したものを職員室前に掲示してもらいました。都跡小学校の子どもたちが書いてくれたトマトのイラストもとっても素敵です。

 

今日は3年3組の学級活動の時間を参観させていただきました。学級活動の始まる前にはクロームブックを使うということで、ケースのなおしかた、パスワードを書いたメモの扱い方などきちんとしてから挨拶でした。こういうことって大切です。学級活動といってもまだ3年生です。司会進行を学級会係がして、先生が黒板への記録係をされていました。会の進行などにも適宜アドバイスをされながら学級会の始まりです。

 

 

 

今日の話し合いのテーマは「掃除のこと」。この話題でクロームブックを活用しながら、各自が自分の意見表明をし、互いの意見を共有し、そして、自分の考えをさらに深め、広げていくという流れです。司会者が最初に「皆さんは自分でいつも真面目に掃除をできていると思いますか?」と問いかけます。そのことへの意思表示にクロームブックのロイロというアプリを使います。まじめにやっているという場合はピンクの台紙を、できていないなぁという場合は水色の台紙を提出します。提出といってもアプリの中でするのですが、その結果が先生用のPCに一覧表示されていき、教室の電子黒板に映し出されていきました。操作が分からない子は手を挙げてね、との指示に数人のこの手が上がりましたが、さっと近くの子が寄って行って静かにアドバイスをしていました。いつもこんな風に協力しているのだということがよく分かった瞬間です。

 

 

 

回答を迷っている子がいるのを見て取った司会者が話を聞きに行き、「いつもまじめに」のところが分かりにくかったようだと気づいて、「今日の掃除ではなく毎日のことで考えてください。」とすぐに捕捉したのには驚きました。写真でもわかるようにどれだけの割合がどんな反応をしたのかが一目でわかります。まじめにやっている子が22人、水色にした子が7人でした。この次には、その色カードになぜ真面目にできているのか、なぜ真面目にできなかったのかを各自がクロームブック上で書き込んでいきます。3年生はまだキーボード入力はローマ字学習も途中なので難しいのですが、このクロームブックはタッチ操作が可能なので指で画面に書き込む手書き入力で自分の意見を書いていきます。タッチペンなど使わなくても子どもたちは上手に、ペンの色、ペンの太さを選びながら自分の考えを書いていきました。

 

 

 

次は司会者が水色のカードの子から順に指名していき発表してもらっていきます。水色カードの子の発表ということで先生が「ちょっと話しにくいかもしれませんが、勇気を出して意見を聞かせてくださいね。」とサポートします。頑張れない理由は、ふざけてしまう、友達とおしゃべりしてします、しゃべっている友達が気になってしまう、というものが多かったのですが、発表の仕方が素晴らしかったです。なぜ?と聞かれているので、どの子もきっちり「~からです。」という表現で発表してくれたからです。中学年ではとても大切な学習のしつけですね。次に、「まじめにやれている」子の理由です。こちらも素晴らしかったです。ほかの人も使うから気持ちよくしたい、みんなが気持ちよく過ごしたいから、当番表で決まったことをやっているから、みんなのためになるからなど次々に発表してくれました。発表者のカードは画面に大映しになるように司会者が操作しているのもすごいです。

 

 

また、こんな発表もありました。「次に今の2年生が使うから、その人たちのことを考えてきれいにしたいと思うから。」子の発表を聞いて「やばー」というつぶやきが聞こえました。表現はともかく「すごい」と感じてくれたんですね。また、「早く終われるように手伝う、注意しあう」という意見もありましたが、なぜ早く終わりたいの?と先生が質問すると、「早く遊びたいから」「終わったら宿題の直しができるから」と3年生らしい意見が聞けました。ここまで話し合って、次にもう一枚、「みんなで頑張って掃除ができるようになるにはどうしたらいいかについて」カードを提出していきます。さっきとは別の提出箱に素早く提出する子たちを見ていると、操作への習熟の早さに驚かされました。そして、自分一人で考えるのに困っている子は相談してもいいよということで、相談したときは黄色のカードで提出することになりました。この前の活動が次に生かされているのです。また、話し合ったり、アドバイスをするときは密になりすぎないようにと1人に2人まで、つまり3人までで活動するというのが学級のルールとして確立されており、周囲を見ながら子どもたちが動いているのにもびっくりしました。

 

こうして出された改善案を司会者が自分たちでいいなぁと思うものを拡大表示させて、指名して発表してもらっていきます。このあたりになるともう先生のサポートなしで子どもたちだけでどんどん進行していきました。また、いいなぁという意見には自然と拍手が起こります。こういうことも普段の学習の中で身に着けていることなのでしょうね。また、子どもたちのサポートを見ていると、操作のサポート、意見を引き出すサポート、考えをまとめるサポートなど本当に上手にしてくれているなぁと感じました。最後に、先生が黒板に記録したみんなの意見を写真に撮って、全員のクロームブックに送ります。写真が届いたら「わぁきたー」とうれしそうな声が上がっていました。今日の宿題はこの学級活動で感じたことや考えたことを書いてくるというもの。この黒板の記録を参考にして書いてね。という先生の指示に、「これがあったら書きやすいなぁ。」という声が聞こえてきました。3年3組の学級目標「やさしく」「助け合う」「なかよく」「自信を持って行動しよう」がよく表れている学習の様子でした。