中田聖観 作詞
阿蘇高輝 作曲
 
一 
そらみつ大和は しののめそむる
ひびけひびくよ 心の誓い
目指すは一つ    新らた代の
しるべとなれや わが春日
まさきくあれよ あめつちの
えいこうむねに ほこりあり 
 

大和の国に夜明けが訪れ、空は朝日で美しく染まっている。新しく生まれた春日中を背負って行こうという自覚が芽生える。その心は、さらに広く響き渡っていくことだろう。

希望に満ちたわが春日中の目指すところは、ただ一つ、新たな時代の模範となり、共にみんなを導いていこう。

悠久不変の自然のように、わが春日中の幸福も不変である。春日の栄光を胸に、自分の心に誇りを持って希望に燃えて歩んでいこう。

二    瑞雲たなびく    春日のもりに
かおりかおるよ 若葉のこころ
親和にむすぶ    むらさきの
花こそゆかし    わが春日
松のみどりに    照りはゆる
ひとみかがやく 理想あり
 
春日山には瑞雲がたなびき、若葉の自然の匂いと共に、新生春日中の希望に満ちた匂いまでが薫り漂っている。
古来から紫は、高貴な色とされている。その色を持つ藤の花にわが春日中の心は強くひかれ、私たちも高貴な人になっていきたい。
青々とした春日山の松の緑に負けないほどに、光をうけた生徒の瞳がきらきらと輝いている。その輝きをずっと持ち続け、共に新たな理想を見出していこう。
三  白雪いただく    古京のやまに
のびよのびるよ 明るきこころ
師友のちぎり    よろずよに
清暉みちたり    わが春日
高く貴き      青春を
いまこそはげめ 若き人
 
冬になり、雪が積もった春日山を見ていると、明るい希望の心が生まれ、その心は、さらに膨らむことだろう。
先生と友達とで築いた関係は、永久に続き、清らかな日の光は、いつまでも春日中を照らすことだろう。
若き人よ、すばらしく貴い青春を、この瞬間もむだにせずに励んでいこう。
中田聖観先生

 校歌を作詞された中田聖観先生は春日中学校設立当初の昭和二十二年から六年間、国語教師として教鞭をとっておられました。その頃、校歌の募集があり、中田先生の作品が選ばれたそうです。