平成30年度 人文科学科

 一条高校は、奈良時代の都・平城京一条大路の前に位置しています。1950(昭和25)年、古都奈良唯一の市立高校として創設され、翌年には国際社会で活躍できる人材の育成をめざし、全国に先駆けて外国語科が開設されました。1995(平成7年)には数理科学科と同時に、歴史と伝統の町奈良にふさわしく、普通科に人文科学コースが創設され、特色ある学習活動のもとで郷土の文化理解を深めてきました。そして2006(平成18年)4月、人文科学コースが普通科から独立し、人文科学科として新たに誕生しました。

 総合文化研究Ⅰ(1年)、総合文化研究Ⅱ(2年)の学習では、歴史的文化遺産の宝庫である郷土奈良、及びわが国の文化を理解し、広く世界に目を向け、豊かな国際感覚と広い視野を養うことを目的として、①フィールドワークを通して、体験的な学習を進める。 ②外部講師を招き、人間・文化・歴史について特別講演を行う。 ③海外の文化や情報についての特別講演を行う。④課題研究を通して主体的に思考し、問題解決に向けて積極的に取り組む姿勢を養う。といった特色ある授業を展開しています。

 

 

平成31年 1月15日 1年 フィールドワーク 元興寺およびならまち

  

あいにくの天候ではありましたが、元興寺周辺にフィールドワークに行きました。

元興寺文化財研究所の狭川真一先生からご講演とご案内をいただき、元興寺の由来や民衆とのかかわり方、また様々な文化財についても、詳しく知ることができました。

後半はならまちを散策し、古くからの街並みに根付く風習や文化を実際に目の当たりにして学ぶことができました。

 

平成31年 1月11日 2年 課題研究 高橋庸輔先生

 

2月の課題研究発表会に向け、日本政策金融公庫 高橋先生をお招きしてグループワークを実施しました。

自分たちだけでは気づけなかった点についてもご指摘、ご助言いただき充実した時間を持つことができました。

 

11月13日 1年 フィールドワーク 奈良市埋蔵文化財調査センター

奈良市埋蔵文化財調査センターにて遺物整理実習に参加しました。

洗浄作業では実際に出土したままの遺物から泥や土を洗い流す作業を行いました。

注記作業では洗浄し、きれいになった遺物に対し、出土場所や日時を記入する作業を行いました。

拓本作業では瓦の文様を特別な道具を用いて写し取る作業を行いました。

どれもが遺物を保存・研究するうえで大切な作業であり、今回の実習を通し、普段博物館等で目にする遺物がどのような経緯をたどって展示されているのか、また研究していく上での注意点なども知ることができました。

 

  

 

9月14日 2年 課題研究 武田丈先生

  

関西学院大学武田先生をお招きし、前半では世界の現状や現状に対する組織、また個人の取り組み方についてご講演いただきました。

後半は場所を移動し、それぞれの課題研究の進捗状況とそれに対するご助言をいただきました。

自分たちでは見つけづらかった課題についてご指導いただき、今後の指針が見つかる機会となりました。

 

9月7日 3年 特別講演会「春過ぎて夏来るらし―持統天皇御製歌(巻1・二八)―」佐野宏先生

   

京都大学大学院佐野宏先生をお招きし、「春過ぎて夏来るらし――持統天皇御製歌(巻1・二八)――」をテーマにご講演いただきました。

教科書にも載っていて、百人一首でも有名な和歌について、独自の視点と最新の研究成果を交えたお話を伺い、常識を見直すことの難しさ、一首と向き合う姿勢など多くを学ぶ機会となりました。

 

6月19日 1年 特別講演会「実際に、外国人に動詞の活用を教えるにはどうしたらいいのか?」丸山敬介先生

  

同志社女子大学丸山敬介先生を講師にお迎えし、「実際に、外国人に動詞の活用を教えるにはどうしたらいいのか?」を

テーマにご講演いただきました。

日本語について、その構造や機能を論理的観点からお話しいただき、普段身近につかっている言葉について、深く考えるきっかけとなる良い機会を持つことができました。

 

6月5日 1年 フィールドワーク 興福寺及び奈良国立博物館特別展「春日大社のすべて」展

  

天候にも恵まれ、興福寺周辺にフィールドワークに行きました。

301年ぶりに再建された中金堂も拝観し、世界中から集められた柱や創建時の色彩で再現された基壇に遠く思いをはせました。

その後、奈良国立博物館に移動し、特別展「春日大社のすべて」を観覧しました。

 

6月1日 2年 フィールドワーク 薬師寺

 

快晴の元、薬師寺へフィールドワークに行きました。

加藤先生の軽妙な中にも深く考えさせらるお話をうかがいながら、貴重な文化財を身近に感じられる機会を持つことができました。

 

5月8日 1年 特別講演会 「『鍮石』『真鍮』「黄銅』その謎の歴史ーブラスロードを求めてー」西山要一先生  

 奈良大学名誉教授西山要一先生をお招きして「『鍮石』『真鍮』「黄銅』その謎の歴史ーブラスロードを求めてー」をテーマにご講演いただきました。

世界でご活躍されている先生から、最新のご研究をうかがい、また実際の遺物に触れることができる大変貴重な体験ができました。

 

5月2日 2年 特別講演会 「古代ものつくり教室」福田和浩先生

 

八尾市立しおんじやま古墳学習館館長福田和浩先生をお招きし、ご講演と勾玉づくりを体験しました。

古代の人たちに思いをはせ、一人一人の勾玉を作ることができました。

 

5月1日 1年 特別講演会 「世界遺産教室」久保美智代先生

  

「世界文化遺産」地域連携会議メンバーで、日本イコモス国内委員会会員でいらっしゃる久保美智代先生に「世界遺産」をテーマにご講演をいただきました。

  

 

4月24日 1年 フィールドワーク 平城宮址

  

 入学後、初めてのフィールドワークは平城宮跡。学校から徒歩で移動しました。

 当日はあいにくのお天気でしたが、ボランティアスタッフの方から詳細解説を受けながら遺構展示館、資料館、第一次大極殿をめぐりました。

 

4月20日 2年 課題研究 「ビジネスプラン」高橋庸輔先生

 

日本政策金融公庫の高橋先生をお招きし、ビジネスの在り方についてご講演いただきました。

持続可能の社会を目指し、自分たちが何を考え、何をすべきかを考える良い機会となりました。